新解釈 山本巌の漢方〈実践編〉一貫堂医学による治療の実際

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新解釈 山本巌の漢方〈実践編〉一貫堂医学による治療の実際

¥3,850 税込
商品コード: 978-4-901767-42-2
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★2024年2月中旬刊行★
木村豪雄/山方勇次 共著

 社会の高齢化により慢性炎症性疾患が増えている。そして近年、様々な難治性疾患に共通する基礎病態として「慢性炎症」がクローズアップされている。それに対し漢方一貫堂医学は有力な治療手段になる。

 関西には森道伯―矢数格―中島随象という一貫堂医学の系譜がある。山本巌は昭和最後の漢方医と言われた中島随象直伝の一貫堂医学を運用して様々な難治性疾患に対峙し成果を上げた。同時に自らが理解し得た中島流一貫堂医学を誰もが学び実践できるよう、その「術」を「学」として遺そうと試みた。

 本書は中島随象直伝の山本巌一貫堂医学をまとめたものであり、その訓えを継承する二人の著者が慢性炎症症候群に対して具体的病名を挙げ、一貫堂処方を応用した治療法について症例を提示し、実臨床においてどのように漢方エキス製剤や生薬を組み合わせて治療すればよいのかを述べている。

 本書を参考に一貫堂医学の治療スキルを身につければ、慢性炎症症候群に対して優れた治療効果を上げることができると確信している(坂東正造)。

A5判,176頁
【目次】

第1章 山本巌と一貫堂医学
         
1.漢方一貫堂医学との出逢い
1)一貫堂医学とは
2)森道伯への想い
3)体質医学に関する今後の課題

2.中島随象先生に入門する
1)中島流一貫堂医学に驚き,戸惑う
2)中島漢方舎の大綱
3)中島漢方舎の処方
4)中島随象流の「防風通聖散」の用い方
5)中島漢方舎の特徴

3.山本巌の一貫堂医学
1)「術」から「学」へ
2)山本漢方医学の大綱
3)山本巌が頻用した一貫堂処方と疾患
4)山本巌流の「防風通聖散」の用い方
5)山本巌流の「四物黄連解毒湯」の用い方
6)山本巌流の「柴胡清肝湯」の用い方
7)山本巌流の「荊芥連翹湯」の用い方
8)山本巌流の「竜胆瀉肝湯」の用い方
9)山本巌は瘀血をどう位置付けていたのか
10)山本巌流の「通導散」の用い方
11)山本巌流の「芎帰調血飲第一加減」の用い方
12)山本巌の医学とは

第2章 一貫堂医学の処方解説

1.防風通聖散
2.柴胡清肝湯
3.荊芥連翹湯
4.竜胆瀉肝湯
5.通導散
6.芎帰調血飲第一加減
7.五積散

第3章 症例

1.高血圧 糖尿病
2.ステロイド吸入でも治らない気管支喘息
3.繰り返す誤嚥性肺炎
4.認知症 嚥下障害 繰り返す誤嚥性肺炎
5.慢性湿疹 高脂血症
6.慢性湿疹
7.結節性痒疹
8.双極性障害 扁平苔癬
9.肉芽腫性口唇炎
10.貨幣状湿疹
11.膿疱性痤瘡
12.アトピー性皮膚炎
13.尋常性乾癬
14.掌蹠膿疱症
15.全身性硬化症(強皮症)
16.繰り返す滲出性中耳炎
17.慢性副鼻腔炎
18.ネフローゼ症候群
19.間質性膀胱炎
20.繰り返す外陰膣カンジダ症
21.前立腺肥大症
22.多発性骨髄腫
23.肝移植後の免疫不全による肝機能障害
24.繰り返す乳がんの皮膚転移
25.産後の不調(全身のしびれと息苦しさ)
26.月経困難症 めまい 便秘
27.不眠・倦怠感・火照り
28.潰瘍性大腸炎
29.潰瘍性大腸炎
30.虚血性腸炎
31.顔面打撲症・認知症
32.クラッシュ症候群
33.坐骨神経痛
34.腰痛症
35.悪性中皮腫 胸水
36.細菌性心外膜炎
37.中心性漿液性脈絡網膜症

本文挿入コラム一覧
●関西へ引っ越した一貫堂医学
●難波抱節の書
●中島随象が重視した「血証」とは何か?
●中神琴渓のいう「補」と中島随象のホメオパシー
●中島随象流の血圧測定による弁証論治
●「学」と「術」
●防風通聖散の生活習慣病への応用
●一貫堂臓毒証体質と防風通聖散
●竜胆瀉肝湯と六味丸
●瘀血の診察……山本巌は何を診ていたのか?
●瘀血と慢性炎症
●中島随象を師と仰いだ医師たち
●通導散合防風通聖散加牛膝の運用例(山本巌)
●乾癬と食生活(山本巌)
●交通事故で受傷した中島随象先生

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